ワーママ箱根日帰り1人旅

お出かけ

5歳と7歳子育て中のワーママの私に突如降ってきた有給。

普段だったら子どもとどこかに出かけたり用事を片づけたりするのですが、今はちょっと疲労困憊。自分のための時間に使おう。。。

と決めたところまでは良かった。

しかし保育園の送りとお迎えの壁は高い。

9時前に送りに行き、18時にはお迎えに行かなければならない。時間厳守。

そうだ、箱根へ行こう。

(ロマンスカーの宣伝風に)

とりあえず箱根へ向かう

目的地だけ決めノープランであるがひとまず電車に乗りこむ。

横浜のチベット(自宅)~箱根湯本駅の所要時間は約1時間30分。

移動時間の合間に「るるぶ箱根」のKindle版をDLし、行きたい場所を具体的に決めることに。試験前に必死で勉強する高校生にように、それはそれは熱心に読みました。


 今回のように目的地に着くギリギリ前にガイドブックを読むと「今食べたいもの」「今行きたい場所」がさくさくと決まるのは新たな発見でした。るるぶの国内ガイドブックはKindleUnlimited会員は大抵のものがDLし放題に入っていることも分かり、次回も活用しようと思っています。

箱根湯本駅で下車、商店街~川沿い散策

さてガイドブックで予習している間に箱根湯本駅到着。

さっそく駅付近の商店街を散策。

時は、コロナ感染拡大による緊急事態宣言下の平日。外国人観光客もいなくてさぞかし静かだろうと思いきや、そこそこの人手!

こんな時に箱根に来る人とはどのような人たちだろうか思って観察してみると、その多くがカップル、友人同士などの学生です。

世の中が自粛ムードの中でも、箱根はそこそこ賑わっていた!

商店街をしばらく歩き、少し脇道へそれると川沿いの道が!

箱根は何度も訪れたことがありますが、こうやって湯本を散策するのは初めてです。

川沿いをのんびり歩いていると水しぶきがすぐ近くまで飛んできて癒されます、マイナスイオンどばどば大放出。

・湯葉丼「直吉」でランチ

湯葉丼「直吉」

「るるぶ」で予習した際に見かけた湯葉屋さんが、ちょうど近くにあったのでお昼ご飯はここに決めました。

関連ランキング:豆腐料理・湯葉料理 | 箱根湯本駅塔ノ沢駅

 コロナ禍の平日の11時台だと言うのに行列です。整理券をもらい、10分ほどすると番号が呼ばれ中へ案内していただきます。

玄関にはレトロな民芸品など

わりと広い古民家風の店内!湯葉丼を注文。

正直言えば豆腐料理好きかと言われると「うん…?」と言う感じですが、たんぱく質大事だし、名物だし!

そこそこの期待のうちに運ばれてきた湯葉丼登場!ごはんと湯葉が別皿で提供されます。

あつあつぐらぐらの湯葉

ご飯をまず一口。

あれ?炊き上がり硬め?

ちょっと怒り気味に食べ始めてしばらくするとその訳がわかりました。

湯葉をかけて食べることを前提にかたく炊いてあるようです。で、湯葉をかけて食べると、なるほどちょうど良い~!

湯葉丼だけをひたすら食べると次第に飽きるのですが、添えてある香の物を途中で口中に放り込むことで清涼を取り戻し、あっという間に食べ終えてしまいました。おいしかった~!

他にも豆腐ベースの甘味がいろいろありました。

次回は甘味を試すぞー

・ジェラード屋で食後のデザート

さて、お腹も満たされ店外へ。3歩歩くとジェラート屋が目に入っちゃいました。

ピスタチオ、スイカ、アーモンドなど

もうお腹パンパン…

 

でも行列ができているよ…これは食べないと私の性格上後悔する…

というわけで行列に加わることに。

ジェラートは5種類の季節の果物から選びます。私はピスタチオを選択。値段が書いていない。こわい寿司屋みたいなパターン。会計時に価格発表です、720円でした(高い)。

720yenのジェラード様あああ!

お味はと言うと…お腹がいっぱいなところにさらに超濃厚なピスタチオジェラートがずしん。味の選択をミスりました。ここはもっとさっぱりしたものを頼むべきでした。suica味にすればよかったが後の祭り。でも味はおいしいですよ!!

10年ぶり!「天山湯治郷」へ!

さてお腹も満たされた後は本日の目的地へ。

10年前に何度か来たことのある温泉の「天山」へ向かいました。

ひがな湯治 天山 – 天山湯治郷

天山行きのバスは箱根湯本の駅前のバス停から出ていますが、時刻表を見ると次は1時間半後…

Google マップを見ると箱根湯本駅から2キロとな。

2キロだったら30分もあれば着くじゃろ…

そう思って歩き始めました。はい、このへんで予想がつくと思いますが大後悔。

この日は天気もよく気温も25℃前後。汗だらだら… 2キロなめてた。

箱根の山道を2キロってマジできつい。駅伝走者に思いを馳せつつヒイヒイ言いながら歩きます。

古すぎて頼りにならない地図

なかなかの日差しにリュックにしのばせておいた登山帽が大活躍しました。

この帽子、もう10年以上かぶっていますが未だ現役、軽くてリュックにぐしゃっと入れられて価格もこなれていて、他の帽子を買ってもこれに戻ってしまうくらいのお気に入り。


さて40~50分ほど歩いたらやっと到着!

ついたよーーっ 誰ともすれ違わないし孤独だったよー

あーー疲れた!さぁ天国へ行くのだ!

秒で入館し、着替え、温泉に入ります。天国だあああ!

この日、コロナ感染拡大中で都内は数千人の感染者が出て大変な最中。それでもお客さんが結構たくさんいることに驚き、それだけファンに愛されている場所なんだなあと思います。

天山の露天は、本当に特になんてことはない静かな雰囲気なのですが、その素朴な雰囲気も含め湯治の場として昔から人気です。

あまりに気持ち良すぎて、露天風呂内の寝っ転がるスペースで少し横になるつもりが、素っ裸であ30分ほど寝ていました。。。

本当はもっとゆっくりしたかったのですが帰りの時間が気になるので15時頃には天山を出ることにしました。

さて、天山からの帰りはバスです。

天山からのバス時刻表

湯本まで行くバスは1時間に約1本、乗り遅れたら大変。

でも、15時台のバスに乗れたら保育園のお迎えにも間に合う。

湯本駅前の富士屋ホテルから撮影

16時前には箱根湯本駅へ到着。これで本日の1人旅は終了~!

一人の時間を作ろう!

自分のペースで自分の思うように気ままに行動できるって何って幸せなの!を実感した1日でした。

保育園に預けて自分だけリフレッシュって良いの?

保育園利用から年月の浅いころはそう考えたこともありました。

でも、下の子5歳、上の子7歳になった今だからこそ言えます。子育ては今だけ頑張れば終わりではなく、十数年以上続くのです。

どこかでプツッと切れないよう、自分の機嫌を保つことは、自分にとっても家族にとっても大切なことのはずです。

というわけで、子どものためにも、いつも機嫌よく過ごせるようリフレッシュの時間を大切にする時間を積極的に取ろう、と改めて思った次第です。

タイトルとURLをコピーしました