子どもの靴は、どんなものを選んでいますか?
実は「あるもの」を履くと足の指や裏の筋肉が鍛えられ、足の形や姿勢の改善につながるのです。
そう、草履です。
我が家の子どもも2歳から愛用し続けている草履の魅力について解説していきたいと思います。
子どもたちに草履を履かせる理由
我が家の子ども2人は足の幅が規格外サイズです。
長男は足幅B 次男は4E幅!要は、細幅と幅広。
性格も逆だけど足幅までこうとは
靴を選ぶのが大変!
店舗でサイズの合う靴を探すのが大変なため、Amazonで細幅または幅広靴を検索して、プライムワードローブでいくつかのサイズを試着して購入しています。
(過去記事参照)
しかし草履なら細幅でも幅広足でも関係なし!
私はミサトっこ草履をいつも買っています。
サイズ問題の解消のほか、草履のメリットは次があります。
足の形成に良い影響がある
現代っこの足は「土踏まず」がしっかりしていない、と聞いたことはありませんか?
土踏まずだけでなく、浮指、親指の角度、足の裏、からだの歪みなども問題視されています。
次のデータを見てください。
1980年 2004年 土踏まずができている 75% 46% 浮き指が一本もない 93% 8% 親指の角度が正常 96% 72% 足裏の形は逆三角形型 長方形型の増加 足やからだの左右差が少ない からだに歪みのある子が増えている (ミサトっこHPより)
2004年のデータと古いですが、それにしても結果の悪さに驚きます。
個人差にもよりますが、土踏まずが形成されるのは、およそ3~8歳頃と言われています。
土踏まずが整形されることで足裏本来の性能が機能し、歩く、走るなどの際に足にかかる負担が減少されます。
(ミサトっこHPより)
道路が整備され、公園がなくなり、外で歩く経験自体が昔と比べて極端に少なくなっている現代。こんなに足に大きな影響を及ぼしているとは恐ろしいです。
草履は履いて歩くときに足指で鼻緒をぐっとつかむので、土踏まずの形成に効果的といわれています。
外反母趾予防になる
子どもの足はすぐに大きくなります。
しかし、すぐにサイズアウトするのがもったいないから、と少し大きめの靴を買ってはいませんか?
大きいサイズの靴を履くと、靴の中で足が固定されなくなり、歩くときに変な力が入ったりします。
また小さくなった靴を履き続けると、靴の中で指が曲がってしまいます。
草履は足回りが開放されているので、こういったトラブルとは無縁です。
草履はどこで買えるの?
夏前位のシーズンになると生協のカタログで毎年見かけます。
もちろん楽天やAmazonなどのネットでも販売されています。
ふるさと納税の返礼品にもありますが、サイズが限られています。サイズがあえばとてもお得ですね!
まとめ 足の健康を考えてみよう
初見は「硬くて履きづらそう?」と思いましたが、いざ履かせてみると子どもたちがその見た目に大喜び。!
イグサが足に馴染むようで、履き始めは「これきつい」と言っていた子どもですが足にすぐ馴染みあっというまに走り回れます。
特に幅広の次男が気にいって、1年中ぞうりを履いています。
靴を履くのは、保育園の散歩と自転車に乗る時だけ!
足の健康にも良いので、これからもいろいろな場面で履いていきたいと思います!