漢字の書き取り練習、お子さんは真面目に取り組んでいますか?
我が家の長男は、字が読めるようになった年長の頃から自分で絵本を読むようになりました。
そのため、漢字もわりと早くから形として覚えていたようです。
しかし小学校入学後、意外と嫌がったのが漢字の書き取り練習。単調ですからね…。
いつも「は~疲れた」「つまらない」とぶつぶつ言いながら取り組んでいました。
これじゃ、いかん。漢字嫌いにさせてしまう
と心配していたある日、Twitterで「漢字おぼえるカード」の評判を聞きつけ、さっそく使わせてみたので、レビューをしてみたいと思います。
漢字おぼえるカードとは
ひと言でいうと、語呂合わせで漢字を覚えられる、漢字カードです。
古典単語を覚える際、ゴルゴ13のイラストが表紙の「古典単語ゴロゴ」を使ってた人は、それをイメージしていただけると分かりやすいです。(なつかしや)
一生懸命書いて書いて書きまくって覚える、というよりは、漢字の形を頭にイメージ化するための助けとなる、というカードになります。
漢字を元から知っている大人から見ると「この語呂を覚える方が、漢字を覚えるより大変なんじゃ…」と思い、こりゃ失敗かなと思っていました。
しかし。
子どもは「これ面白い!なるほど、こうやって覚えればいいのかあ!」と大興奮。そうか。子どもにはかえって新鮮だったか。
ミシン目に沿ってビリビリ切り離し、リングカードに自分でカードを差し入れて漢字帳にする形です。子ども的にはこの作業も楽しいらしい。
本当に覚えられる
私はTwitterで話題になっているのを見た後、本屋さんで買ったのですが、あとでAmazonで確認してびっくり。
200件以上のレビューがあり、しかもわりと高評価。
レビューを見ると「本当に覚えられる」「ありそうでなかった商品」「漢字嫌いにウケた」などの感想もあり、なかなかの評判です。
大人目線で見ると、部首、漢字の意味など漢和辞典的な内容は載っていないし、本当に必要最小限、とにかく形を覚えるだけの漢字カードです。
でも、子ども目線では、かわいい絵、覚えやすい語呂、たくさん書くのではなく「カードで覚える」スタイルなど、馴染みやすくわかりやすいしくみのようです。
とはいえ、やっぱり書く練習も必要
おぼえるカードで、漢字の形はスイスイ覚えられるようになった長男。
しかし、学校の漢字のテストで「すべて形は合っているのに、とめ、はね、はらいのミスで70点」という不名誉な点数をとっています。
これ「漢字覚えるカード」を使う前のテストでの話なので、このカードがダメということではありません。
きちっと正しく覚えるには、カードだけでなく「書く」ことも欠かせません。
カードは、漢字の形を覚えるためのものとして有効ですので「書く」の併用に取り入れることをおすすめします!
まとめ
漢字は、他の言語と異なる唯一の表意文字。その表意文字を組み合わせることで、さらなる熟語となり、意味が広がる言葉となります。文章の理解の幅がぐっと広がるので、楽しく学んでほしいなと思います。
漢字覚えるカードは、一冊で小学校6年生の漢字まで網羅しています。コスパ最高!
漢検に取り組むおうちなどでも、おすすめできると思います。
我が家も、そろそろ漢検を取り入れて、漢字の書き取りのモチベーションをあげる工夫もしていきたいなと思います。
(でも、実際に漢検受けさせるとしたら、コロナが収まってからだなあ)
漢字学習のおすすすめやアイデアがあったらぜひTwitterなどで教えてください!
お待ちしておりまーす!