ある日、近所の川で遊んでいると中学生くらいの釣り人を発見。
中学生はバケツに入った魚を指さし「これ要る?」と我が子に問いかける。
子どもが大喜びしたのは言うまでもありません!
こうして我が家にクチボソちゃんがやってきました。
今回はこの経験から、我が家のクチボソの飼育法をご紹介していきます。
クチボソの特徴
・コイ科の魚(在来種)
・日本全国に見られる
・環境の変化や水の汚れに強い
・口が小さく顔が細長いのでクチボソと呼ばれる
・1年で約10cm弱となる
(大阪府立環境農林水産総合研究所「淡水魚図鑑」による)
寿命は約3年ほどだそうです。
「水の汚れに強い」とありますが納得。
うちのクチボソがいた川は、ペットボトルやお菓子のラベル、自転車まで捨てられている川。きっと生命力強めなんでしょう。
ちなみに呼び方は「クチボソ」と「モツゴ」と2通りあるようですね。私が行った川ではみんな「クチボソ」と呼んでいました。
クチボソの飼育に必要なもの
えーっと魚って飼うためには水槽とエサが必要でしょ?
それ以外に何か必要なの?というレベルの魚の飼育初心者の私。
いろいろ調べ、以下のものを買い揃えました。
水槽
1~3匹くらいなら、ミニ水槽で大丈夫。
でも「もっと仲間を増やしてあげた~い」と言う子どもたちを想像して…
初めから大き目の水槽を飼っておきました。この選択は大正解でした。
次の日また別の人から2匹もらい、
あっという間に3匹に
うちが買ったのはこのサイズ。
エアーポンプ
水槽の中に入っているブクブクするやつ。水質汚染に必須のアイテムです。
クチボソは水の汚れにも強い魚とされていますが、一応買っておきました。
ホームセンターの人におすすめしてもらったものの中からこれを選択。
カルキ抜きの中和剤
水道水そのままだとカルキがあって魚がだめになってしまうので、カルキ抜きが必要です。
水道水に中和剤を入れるだけで、すぐに魚が住めるようになります。
水道水をそのまま使う場合は水槽に水を入れて2日ほど置きカルキが抜けてから魚を入れてください。
エサ
川魚のえさ、メダカのえさ、きんぎょのえさ、このあたりなら何でもいいようです。
こだわりなく何でも食べるらしいw
1日に2~3回、5分で食べきれるくらいの量をあげます。
飼育の注意点
繁殖期(4~6月頃)になると縄張り意識が強くなり、気性が荒くなるそうです。
これはどの生物でも一緒ですね。
クチボソより大きい魚なら襲わないので(金魚など)、同じ水槽で別の魚を飼う場合はそのあたりも頭に入れておくと良いかも。
まとめ
水の汚れや環境の変化にも強く飼いやすい魚とされているクチボソ。
初心者にも飼いやすい(現に私でも飼えている!)種類です。
寿命がまっとうできるよう、大切にお世話してあげましょう!