【子どもの歯並びがガタガタ!】矯正前に親がやれること

子育て・教育

子どもの歯並びを気にかけたことありますか?

私は自分自身の歯並びが悪くコンプレックスだったので(産後にワイヤー歯列矯正しました)当然子どもの歯並びにも、それはそれは気をつけていました。

現在小1の長男は乳歯時点ではすきまなくきれいな歯並びで、将来は私に似ずにきれいな歯並びになりそうだと思っていましたが…

「乳歯にすきまなくきれいに並んでいる歯=良い歯並び」という認識は大きなまちがいだったことに、最近になって気がつきました( ノД`)

乳歯がびっしりときれいに並んだ歯並びはNG

結論からいうと子どもの乳歯はすきっぱが正解です。

食べるの大好きでよく噛む次男4歳は、すきっぱ。

次男はかたいものを歯でこじあげたりしているからな~

乳歯時代にすきっぱだと、そのあとに生えてくる永久歯のスペースが確保できます。

しかし、すき間が無いと乳歯より大きい永久歯が生えてきた時にガタガタに生えてくる可能性が上がります。

実は正常な乳歯の場合は「発育空隙(はついくくうげき)」と言う隙間がないといけません。

なぜかと言うと、乳歯の場合はすきっ歯でないと永久歯が生えてくるスペースが無くなってしまうため、

綺麗に並んでいることは良くないのです。

永久歯は大体乳歯の1.5倍から2倍あります。

特に犬歯の場合3倍ほどある場合もあるので

隙間がないと八重歯になってしまうことがあります。

(アートデンタル中田南HPより)

長男のガタガタの歯並びに気づいたのは、年長に入り歯が抜け変わり始め新しい歯が次々に生えてきてからでした。

気づいてすぐに歯医者へ行ったところ、上記のような説明を受けて愕然としました。

確かにすき間なく綺麗に並んでいました。

歯医者の定期健診には6か月に1度行っていますが何の指摘も受けたこともありません。乳歯の時点で、こういう情報が知りたかった。泣

長男は矯正治療を受けるには年齢的にまだ早く(現在小1)、骨の成長がある程度進んだ段階で様子を見て判断するのが一般的、と言われてトボトボと帰りました。

しかし「様子見」なんていわれても何もしないで黙っていられません。今からでもできることはないか早速探しました。

歯並びをよくする習慣を身につけよう

前歯でよく噛む習慣をつける

「歯並びをよくするには、硬いものを食べるといい」と聞いたことがある人も多いと思います。でも、あごの成長のためには単に硬いものを食べるということではなく「前歯」を使うことが大事だそうです。

お母さんには、食べ物を大きく切ることをお願いしています。

そして、包丁をあまり使わないでください。

見た目はかっこ悪くていいんです。

リンゴは皮を剥かずに出しましょう。

半分にきってあげるだけでいいです。

アスパラベーコンはそのまま切らずに。

食パンではなくフランスパンを。

ごはんではなくおにぎりを。

柔らかい食べ物の場合は繊維質の多いものを加えるようにしましょう。

(アートデンタル中田南HPより)

今まで子どもたちが食べやすいように…と食べ物は口に入れやすいサイズに切って与えていましたよ(泣)てか世の多くのお母さんお父さんはそうしているのではないでしょうか。

以下は今までやっていたリンゴの切り方。口に入れやすいよう細く切っていました…

さすがにいきなり丸かじりに変えると大ブーイングになりそうなので、普通の大人サイズの切り方に改めました。

 

就寝前にガムを噛む習慣をつける

さて次に見直したのは、毎晩の歯磨き後のごほうび兼、虫歯予防として与えていたキシリトールガムです。

これまではロッテのキシリトールガムやしまじろうのパッケージのタブレットを食べたりしました。

しかし、これも硬めのガムにものに替えました。Amazonのレビューにいくつも「今まで食べいていたものよりかたい!」とあったリカルデントです。

食べ比べてみると違いは一目瞭然。

リカルデント2個を口に入れて噛むとかなり噛み応えがあり、慣れないうちはあごが疲れるレベルです。そして味もこっちの方が断然長持ち。

くわえて、こっちの方が値段が安い。兄弟で食べるとすぐなくなるのでAmazonで6パック入りのを買っています。でも時々、近所のOKストアの方が安い。

ミント味のボトルは私用、甘い味のボトルは子どもたち用、と分けています。


 噛むトレーニングをする

硬いものを食べましょう、と言われても現代の食生活で3食硬いものを出すっのて難しいですよね。というか、無理。

学校給食のメニューを見ても、硬いものはほとんどありません。

虫歯の子どもが多いワースト県(どこかは省略)では硬いものを出すと子どもの残す量が増える、というのをいつぞやの地方紙で見かけたこともあります。

何か食事以外でできる方法はないかと探してみたら噛むトレーニング的なものを発見!!効くかどうかわからないけど、打てる手はすべて打つ!ぐらいのつもりで、買っちゃいました。こんなの。

これを、1日20分ひたすら噛む。読書中、テレビ鑑賞中、朝勉強中、など時間を見つけて噛むようにさせています。

一日の噛む総量は、これまでと比べて断然あがりました。

ネットでいろいろ情報収集してみると噛むトレーニングガムなんかもあるようですが、こちらは歯科用なのか一般用には販売されていないようです。

こういったものを買わなくても、食べられる子には「あたりめ」とか「するめいか」をしゃぶらせるのもいいかも。

 まとめ

他にも子どもの歯並びが悪くなる要因には以下があるようです。

1122E.jpgNHK「生活情報ブログ」より

これらを見てもわかる通り、子どもの小さなくせが後々の歯並びに影響します。

子どもの生活習慣は親の心がけで改善することができるもののひとつでもあります。歯科矯正で治すこともできますが、費用は莫大。

同僚のお子さんが兄弟姉妹で矯正しているんですが、中学受験時期と矯正時期が重なり、家計が大変すぎるともらしています…

それでも、きれいな歯並びでおいしく食べられる歯を子どもに与えることは、教育や健康と並ぶ親が子どもに身につけてあげられる宝物のひとつだと思います!

我が家も上記のいろいろな試みがうまくいかなかった場合には歯列矯正を考えようと思います。

ぜひお子さんの将来の健康のためにきれいな歯をプレゼントしてあげましょう!

 

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